ガソリンスタンドは危険物を貯蔵する施設であり、分煙対策も徹底して行う必要があります。本記事ではガソリンスタンドにおける喫煙ブースの施工事例や分煙対策について解説します。
ガソリンスタンドでは「喫煙禁止」とされています。なぜ喫煙禁止とされているのか、どのような分煙対策が行われているのかを見ていきましょう。
ガソリンスタンドはガソリンという危険物を貯蔵する施設であり、施設内での喫煙は危険です。健康増進法が施行される以前から、店舗には「禁煙」「火気厳禁」の標識が掲示されていました。
喫煙ブースを設置することはできますが、あくまでも従業員向けの福利厚生として設置されるべきで、消防法・建築基準法を守ること、屋外には設置してはならないことが基本です。ガソリンスタンドでは健康増進法の遵守はもとより、「危険物を取り扱い火災リスクが高い場所」であることから、厳密な分煙対策が求められます。
そのため喫煙ブース以外での喫煙は避けなければならず、加熱式たばこも「紙たばこと見分けがつきにくく、喫煙可能との混乱を招く」として使用を控える必要があります。またお客様に喫煙場所を提供しないこと、タバコ・ライターを事務所から持ち出さないことなど、ルールを遵守した喫煙を行うべき場所です。
基本的に禁煙が求められるガソリンスタンドですが、屋内の指定された場所であれば喫煙が認められています。敷地内に喫煙が認められている場所が設けられている場合、その場所では喫煙が可能です。

画像引用元:MISTRAL公式HP(https://mistral-corp.jp/results/785/)
東京都内のガソリンスタンドの事務所内に設置された喫煙ブースです。コンパクトなサイズで狭い事務所内にも設置できます。特殊な加工を必要とせず、大型換気扇を2台搭載しています。たばこの煙が外部に漏れることもなく、危険物のリスクに加え、非喫煙者への副流煙防止にも寄与します。
ガソリンスタンドは、ガソリンという危険物を貯蔵する施設であるため、基本的に「禁煙」「火気使用不可」が求められます。そのため、健康増進法が施行される以前から、ガソリン付近での喫煙は禁止されていました。しかし、店内の指定された場所では喫煙が認められています。事務所内など、店舗利用者が利用するエリアとは異なる場所に喫煙スペースを設けることが可能です。
店内を含めて全面的に禁煙とすることも可能ですが、利用者の利便性を考慮すると喫煙スペースを設ける選択肢も検討されます。当サイトでは、ガソリンスタンドに設置可能な喫煙ブースの「排気方式」について解説しています。これから喫煙ブースを導入することを検討している場合は、ぜひ参考にしてください。
ガソリンスタンドでは紙たばこはもちろん、電子たばこや加熱式たばこの使用も危険とされています。火を使用しないたばこであっても、スイッチを入れる際に電気火花が発生する可能性があるためです。
屋内の喫煙所であれば喫煙が認められていますが、リスクを考慮すると、すべてのたばこ類を喫煙ブース外で吸うことは避けるべきです。以下のページでは喫煙ブースを取り扱う企業の一覧を掲載していますので、導入の際に参考にしてください。

| 導入できる喫煙ブース |
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| ■SMOKE・POINT(スモークポイント) 性能とデザイン性をあわせ持つ喫煙ブース |
| サイズのバリエーション |
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| 9種類 |
導入事例掲載の業界
オフィス、ホテル、アミューズメント施設、飲食店、レジャー、商業施設、貸会議室/ホール、官公庁、公共施設、交通機関、建設会社、タバコショップなど191件

| 導入できる喫煙ブース |
|---|
| ■エコスモーキング ボルト組立で設置後解体できる喫煙ブース |
| サイズのバリエーション |
|---|
| 5種類 |
導入事例掲載の業界
オフィス、ホテル、アミューズメント施設、飲食、レジャー、商業施設、工場、公共施設など26件
【選定条件】
「喫煙ブース」でGoogle検索(2023/11/02)した上位100位から、喫煙ブースを販売・レンタルする46社の中から、「ダクト工事不要」で「サイズのバリエーションが5種類以上」、公式HPへ導入事例を掲載する6社を選定。その中から屋内設置と屋外設置でそれぞれ事例数の多い喫煙ブース設置会社を選出。
※1 「屋内設置」室内設置で選ばれている喫煙ブースなら…マークプランニング(公式HPに記載の屋内導入事例が一番多い企業)
※2 「屋外設置」屋外設置で選ばれている喫煙ブースなら…MISTRAL(公式HPに記載の屋外導入事例が一番多い企業)