ここでは、ショッピングモールにおける分煙対策と喫煙事情を解説しています。
ショッピングモールにおける分煙対策はどのようになっているのでしょうか。
健康増進法の改正を受けて、2020年4月1日からショッピングモールでも屋内は原則禁煙が義務づけられています。ただし、屋内での喫煙が完全に禁止されているわけではありません。一定の要件を満たす喫煙室を設置すれば、この場所に限り喫煙が可能。基本的な要件は次の通りです。
喫煙所には20歳未満の立ち入りを禁止する標識を掲示しなければなりません。
屋外に喫煙場所を設ける場合は、スペースを区画したうえで受動喫煙を防げる場所に設置するといった配慮が求められます。
ショッピングモールは子どもからお年寄りまでさまざまな方々が利用する施設です。喫煙者の利用も多いので、施設内に喫煙所を設置することで施設に対する満足度を高められるでしょう。ただし、喫煙所は非喫煙者に配慮した場所に設置しなければなりません。例えば、屋内であれば売り場から離れた場所、屋外であれば店舗の出入口から離れた場所などが考えられます。これらの場所であれば、特別な用がなければ立ち寄らないため受動喫煙を防ぎやすくなります。

画像引用元:株式会社トルネックス(https://www.tornex.co.jp/cases/653)
食料品を中心に衣類や書籍などを販売している山口県のショッピングモールの事例です。天候が悪い日でも利用できるように、雨風を防げる喫煙ブースを設置している点がポイントです。
健康増進法の改正を受けて、ショッピングモールでも屋内は原則禁煙が義務づけられました。多くの方が訪れる施設であるため、喫煙ブースを設けるなどの対策が求められます。喫煙ブースは、受動喫煙を防ぐため喫煙者だけでなく非喫煙者にとってもメリットのある施策です。以下の記事では、喫煙ブースの設置について詳しく解説しています。導入を検討している方は、こちらも参考にしてください。
不特定多数の方が利用すること、滞在時間が長くなることなどを踏まえて、多くのショッピングモールは喫煙ブースなどの設置を進めています。対策が遅れると、屋外で喫煙する方が増えて店舗のイメージが悪化する、喫煙者・非喫煙者からのクレームが増加する、吸い殻のポイ捨てが増えるなどの影響で店舗の競争力が低下する恐れがあります。すべての方が落ち着いてお買い物を楽しめる環境を構築することが大切です。
以下の記事では、喫煙ブースを扱っている会社を紹介しています。導入を検討している方は、こちらも参考にしてください。

| 導入できる喫煙ブース |
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| ■SMOKE・POINT(スモークポイント) 性能とデザイン性をあわせ持つ喫煙ブース |
| サイズのバリエーション |
|---|
| 9種類 |
導入事例掲載の業界
オフィス、ホテル、アミューズメント施設、飲食店、レジャー、商業施設、貸会議室/ホール、官公庁、公共施設、交通機関、建設会社、タバコショップなど191件

| 導入できる喫煙ブース |
|---|
| ■エコスモーキング ボルト組立で設置後解体できる喫煙ブース |
| サイズのバリエーション |
|---|
| 5種類 |
導入事例掲載の業界
オフィス、ホテル、アミューズメント施設、飲食、レジャー、商業施設、工場、公共施設など26件
【選定条件】
「喫煙ブース」でGoogle検索(2023/11/02)した上位100位から、喫煙ブースを販売・レンタルする46社の中から、「ダクト工事不要」で「サイズのバリエーションが5種類以上」、公式HPへ導入事例を掲載する6社を選定。その中から屋内設置と屋外設置でそれぞれ事例数の多い喫煙ブース設置会社を選出。
※1 「屋内設置」室内設置で選ばれている喫煙ブースなら…マークプランニング(公式HPに記載の屋内導入事例が一番多い企業)
※2 「屋外設置」屋外設置で選ばれている喫煙ブースなら…MISTRAL(公式HPに記載の屋外導入事例が一番多い企業)