本記事では、スキー場における分煙対策や、喫煙ブースの施工事例などをご紹介します。
2020年4月1日に施行された健康増進法の改正により、公共の場での受動喫煙防止が強化され、スキー場でも分煙対策が求められています。従来はマナーとして扱われていた内容も、法令により明確なルールへと移行しています。
スキー場に関する喫煙の基本ルールは、健康増進法第27条に定められています。
第二十七条 何人も、特定施設及び旅客運送事業自動車等(以下この章において「特定施設等」という。)の第二十九条第一項に規定する喫煙禁止場所以外の場所において喫煙をする際、望まない受動喫煙を生じさせることがないよう周囲の状況に配慮しなければならない。
2 特定施設等の管理権原者は、喫煙をすることができる場所を定めようとするときは、望まない受動喫煙を生じさせることがない場所とするよう配慮しなければならない。
引用元:e-Gov 法令検索「健康増進法第27条」https://laws.e-gov.go.jp/law/414AC0000000103#Mp-Ch_6-Se_1
多くのスキー場では、指定喫煙エリア以外での喫煙を禁止し、喫煙所の設置や利用者への案内を行っています。
基本ルールに従い、各スキー場では、それぞれの方針に基づいた喫煙ルールが定められています。スキー場は、スノースポーツを楽しむ場として、多くのアスリートや未成年も訪れる場所です。 利用者は、各スキー場のルールを事前に確認し、定められた喫煙マナーを守ることが求められます。

画像引用元:GO TO PMI(https://www.pmi.com/markets/japan/ja/smoke-free-future/landmark/zao-onsen-ski-resort)
「煙のないマウンテンリゾートへ」を合言葉として、煙の少ない環境づくりを目指し、スキー場内にある既存の喫煙所を加熱式たばこ専用室に改修しました。スキー場エリアには加熱式たばこ専用室を8か所に設置しました。

画像引用元:白馬八方尾根スキー場公式HP(https://www.happo-one.jp/clean-air/)
望まない受動喫煙を防止するために、ゲレンデ内にあるすべての喫煙所を、加熱式たばこ専用に再整備しました。紙巻たばこは、ゲレンデ外の喫煙所で利用可能です。
喫煙室は、名木山ゲレンデやゴンドラ山麓駅などに設置されており、利用者同士の間隔確保など、感染症対策も実施されています。
スキー場における分煙対策は、利用者が快適に過ごせる環境を整えるために重要とされています。各スキー場では、法改正や社会的なニーズに対応し、喫煙ブースの設置と喫煙ルールの整備が進められています。こうした取り組みにより、受動喫煙の抑制と環境整備が進められています。
さらに詳しい喫煙ブースの設置事例や効果については、以下の内部記事をご参照ください。
スキー場の喫煙事情は、健康増進法の改正や利用者の意識の変化に伴い、大きく見直されています。多くのスキー場では、受動喫煙防止や環境保全の観点から、喫煙エリアの限定や喫煙ブースの設置を進めているところです。
これらの取り組みは、利用者が快適に過ごせる環境づくりに貢献し、さらなるスノースポーツの発展につながるでしょう。
以下のページでは、喫煙ブースの設置事業者を紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。

| 導入できる喫煙ブース |
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| ■SMOKE・POINT(スモークポイント) 性能とデザイン性をあわせ持つ喫煙ブース |
| サイズのバリエーション |
|---|
| 9種類 |
導入事例掲載の業界
オフィス、ホテル、アミューズメント施設、飲食店、レジャー、商業施設、貸会議室/ホール、官公庁、公共施設、交通機関、建設会社、タバコショップなど191件

| 導入できる喫煙ブース |
|---|
| ■エコスモーキング ボルト組立で設置後解体できる喫煙ブース |
| サイズのバリエーション |
|---|
| 5種類 |
導入事例掲載の業界
オフィス、ホテル、アミューズメント施設、飲食、レジャー、商業施設、工場、公共施設など26件
【選定条件】
「喫煙ブース」でGoogle検索(2023/11/02)した上位100位から、喫煙ブースを販売・レンタルする46社の中から、「ダクト工事不要」で「サイズのバリエーションが5種類以上」、公式HPへ導入事例を掲載する6社を選定。その中から屋内設置と屋外設置でそれぞれ事例数の多い喫煙ブース設置会社を選出。
※1 「屋内設置」室内設置で選ばれている喫煙ブースなら…マークプランニング(公式HPに記載の屋内導入事例が一番多い企業)
※2 「屋外設置」屋外設置で選ばれている喫煙ブースなら…MISTRAL(公式HPに記載の屋外導入事例が一番多い企業)